一、半学半教 ともに学び、ともに教え合う
二、あいさつ 人より先に幸せの第一歩
三、おそうじ 心を磨き、場を磨く

福沢諭吉の『半学半教』の精神
「教育の本旨は、人の上に立て人を治るの道を学ぶに非ず、
又人の下に立って人に治められるるの道を学ぶに非ず、
正に社会のなかに居り窮から基身を保全して一個人の職分を勤め似て
社会の義務を尽くさんとするものなれば、(中略)
社中素より学費に乏しければ、少しく読書に上達したる者は半学半数の
法を似て今日に至るまで勉強したることなり。
此法は資本なき学塾に於て今後も尚存す可きものなり。」
(福沢諭吉『慶応義塾改革の議案』1876年)

「半学半教」とは、教える側と学ぶ側が別々にあるのではなく、お互いに教えあい、 学びあい、そして啓発しあうことで深く学び、
お互いを高めていくことで、福沢諭吉はこの精神を指針に塾(現、慶応義塾大学)を設立したといわれます。
「半学半数実践塾」もこれにならい、互いに学び、互いに教え、
さらに実践を助け合い、これからの人生が、黄金の23年となることを目指して。

◆半学について
参加者の学びの部分は、実践塾発起人メンバーが主体性をもって進めます。
具体的には、その道を究めて、実践『志』を高く持ち、社会貢献されている人々の 講話をよく傾聴して学ぶ、
そして問題と思われる事項に対し、質疑討議を行い、学びを深める。

◆半教について
人生経験の豊富、また今まで仕事の面でもそれなりの実績をあげてこられた方の 集まりですから、
「半学」で学んだことのテーマを中心に討議し、意見を発表することにより、
教えあい、よりレベルの高い学び、また、より実践的な学びとします。

◆実践について
学ぶことが最終目標ではなく、目指すべき目標を掲げ実践してこそ、 学びはエキサイティングなものになります。
目標は獲得する目標もさることながら、多くの人々に、社会に与える目標をより重視します。
”受け取るよりも、与える方が幸いである。”